「いつでも、美味しい珈琲が飲みたい!」
そう思う方も多いのではないでしょうか。
できれば自宅でも、喫茶店で出てくるような珈琲が飲みたいと思うものです。
美味しい珈琲は、
・味のバランスが良い
・適温である
・飲んだ後のコクや余韻が楽しめる
これらの条件が揃ったことで、はじめて珈琲を「美味しい!」と感じられるのではないでしょうか。
では、その、美味しい珈琲を初心者でも楽しめるように、
「珈琲のきほん」
をお伝えしていきます。
新鮮な珈琲豆が購入でいるお店を探す
珈琲豆も、高い物から安くてお手頃価格の物が、ピンからキリまであります。
実は、珈琲豆は、焙煎直後から美味しく飲める機関は、1週間から2週間前後になっています。
しかも、粉にしてからの賞味期限は、常温では3日程度、冷蔵庫で1~2週間程度です。
ですから、珈琲豆をこまめに買いに行けるように、お気に入りをお店を探しておくといいですね。
お店を探すときのポイントは、
・お店に「焙煎機」がある
・購入した豆の香りが良い
・生豆に村がなく色が均一になっている
・酸化を防ぐために豆の袋を密封してくれる
・お湯を注いだ時に、よく膨らむこと
このポイントを頭に入れて、お店選びをしてみて下さい。
きっと、お気に入りのお店を見つけられるはずです。
豆の種類を覚えておく
生豆にも種類があります。
豆の種類も好みがあり、好き嫌いなどがあるので、何種類か試して自分のお気に入りを探してみるといいですね。
■浅煎り
シナモン色で、若い豆になります。
フルーティーな珈琲がお好きな方、もしくは、爽やかな酸味と心地よい香りを試したい方におすすめです。
珈琲が苦手という方かも、浅煎りから試すと飲みやすいのではないでしょうか。
■中煎り
酸味が弱まり、ほんのりと苦みや甘みが感じられます。
酸味、苦み、香り、コクのバランスがより、万人受けする種類です。
■深煎り
苦みが強く、香ばしい香りが漂います。
濃厚な味わいがあり、エスプレッソなどに適していて、力強い苦みを味わいたい方には、おすすめです。
ペーバードリップ道具を選んでみよう
ペーバードリップとは、コーヒーを入れる手法の1つです。
淹れ方も簡単に行え、ポピュラーな淹れ方なので、お家で試すにはお手軽な方法です。
ペーバードリップに最低限必要な道具はこちらです。
■ドリッパー
中にフィルターと珈琲粉を入れて、お湯を注ぐと、下の穴から抽出されます。
■ペーパーフィルター
雑味や油分を取り除いて、スッキリした飲みやすい珈琲にするために使います。
■サーバー
ドリッパーを直接カップに乗せて1杯分だけ抽出することも可能ですが、サーバーを用意し、サーバーに抽出することで、全体をなじませ香りを引き立たせることができます。
100円ショップで売っているので、ぜひ用意して下さいね。
■細口ドリップポット
注ぎ口が細くなっているポットです。
絶対に必要ではありませんが、お湯を、少しずつ均等に注ぐことができるので、あると便利です。
■メジャースプーン
豆のグラムを図るのに便利です。
珈琲豆の量も、美味しい珈琲を煎れるためのポイントの1つなので、用意しましょう。
■カップ、ソーサー
自分で煎れた珈琲は、お気に入りのカップで飲みたくなるものです。
お気に入りの珈琲カップ、何種類か用意しておくと、使いたいカップを日によって使い分けることもできます。
もしくは、珈琲は、このカップで絶対飲む!と決めた、ちょっと贅沢なカップを1セット用意しておくのもいいですよね。
■ミル
珈琲豆を入れる直前で引くことができる道具です。
珈琲は引き立てが一番美味しく香りも高くなります。
主働のものから、自動のものまで、ありますが、絶対に必要なわけではありません。
お気に入りのお店で、豆だけ選び、お店で挽いてもらうことも可能です。
挽いてもらう場合は、常温3日、冷蔵庫で1~2週間を目安に飲み切ることをお薦めします。
豆の挽き方にも種類があります
ミルの機能で、豆の粗さを選んで惹くことができます。
豆のひき方と危惧の選び方で、同じ豆でも味に差が出ると言われます。
■粗挽き
ザラメくらいの粒子で、苦みが少なく酸味が強く出る挽き方です。
バーコレーターといって、珈琲をセットして直火にかける淹れ方です。
手軽に珈琲が入れられるので、アウトドアー珈琲としても楽しめる淹れ方です。
■中挽き
ペーバードリップ向けに使われるのが、この中挽きです。
市販の珈琲粉は、このタイプが多く一般的に主流の挽き方です。
味のバランスも良いとされています。
■細挽き
苦みとコクをしっかりと楽しみたい時に適しています。
主に、エスプレッソなどで使われる挽き方です。
粗挽きは、湯の通過が早いで、成分の出が遅く、細引きは、湯の通過が遅く成分の出が早めという特徴があります。
珈琲の淹れ方にこだわってみよう
珈琲を美味しくするためのポイントは、抽出だと言われます。
お湯を粉に浸透させる「蒸らし」は、風味を決める重要なポイントです。
ペーバードリップに関しては、ポットからお湯を注ぐとき、注ぐ速さと量を一定に保つことがポイントになります。
ドリッパーやフィルターの性質によっても、風味が異なってくるので、道具の性質なども見極めることも入れる楽しさの一つです。
珈琲の抽出ポイントは、粉の量を、きちんと計量し、ポットから出るお湯の太さを一定に保つこと。
そして、一定の時間でまっすぐお湯を注ぎます。
フィルター内で、粉をゆっくり動かしつつ、蒸らしていきます。
はじめは、とても難しく感じますが、慣れてくれば簡単に煎れることができます。
珈琲アロマの香ると、風味や酸味、後味などを楽しみながら、ぜひ、試してみて下さい。